高血圧の方が服用する降圧剤は副作用が強く出てしまうことがあります。こちらでは降圧剤の種類と特徴についてご紹介していきます。また、副作用も多いなどと言われていますので、服用には十分に注意しなければなりません。

高血圧を放置すると脳動脈硬化症になるかも

高血圧症は収縮期血圧140以上、拡張期血圧90以上の状態をいいます。高血圧症治療薬には、カルシウムブロッカー、アンギオテンシン受容体拮抗薬(ARB)、アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)、β受容体拮抗薬、サイアザイド系利尿剤などの降圧剤が使用されます。高血圧と診断されたら早いタイミングから降圧剤による治療が行われる傾向にありますが、それは高血圧によるあらゆる合併症を防ぐためです。合併症には脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、心筋梗塞、狭心症、腎不全などが挙げられます。これらは全て高血圧などが原因となって起こる動脈硬化の影響です。このように死に至る重大な疾患を合併する可能性があるため降圧剤による血圧是正は高血圧症治療においては重要なウエートを占めています。
動脈硬化が脳動脈に起こった場合には脳動脈硬化症と言います。脳動脈硬化症は高血圧の他、糖尿病、高コレステロール血症によって進行します。脳動脈硬化症が進行すると、脳動脈にコレステロールが付着しやすくなり、脳動脈が狭窄し、脳梗塞が起こりやすくなります。また動脈硬化が起こると血圧に動脈壁が耐えられなくなり出血しやすくなるため、脳出血、くも膜下出血につながります。
動脈硬化は腎機能にも影響を与え、透析が必要となる場合もあります。動脈硬化によって血管が狭窄し、腎臓への血流が滞ると、腎機能が落ちていきます。eGFR(糸球体濾過量)が20を切ってくると透析の必要性を検討しなければなりません。高血圧症の方は定期的に腎機能をチェックするようにしましょう。透析が必要になってくると週3回ほど病院で透析を受ける必要が出てくるため非常に面倒です。血圧の管理をしっかりして予防しましょう。